Web Extender 5.0の新機能
Visual Basic 5.0で作成されるマルチスレッドActiveX DLLに完全対応しました。これによりIIS、WebExtender、ActiveX DLLのすべてがマルチスレッド動作しパフォーマンスを大きく改善します。特に処理時間の異なる二つの処理を同時にこなすことができ、ユーザーを待たせることなく処理されます。もちろん従来のVisual Basic 4.0で作成されたDLLも混在して動作させることができます。
WebExtenderの呼び出し内容を指定したファイルにログを記録する機能が追加されました。これにより、ActiveX DLLのバグの発見や、不具合のある条件などを後から確認でき、安定したDLLの作成に貢献します。ログの内容はログコンフィグレーションユーティーリティーによりGUIベースで詳細な設定が可能です。
デバッグ用のテストクライアントを更に磨きをかけ、デバッグ条件をファイルに保存可能にしました。
また、従来はVBPファイルで提供しておりましたが、EXEでの提供となり、非常に使いやすくなりました。
Visual Basic5.0の開発環境用のテンプレートが追加されました。Visual Basic5.0のプロジェクトの新規作成ダイアログに"WebExtender ActiveX DLL"が追加され、それを選択するだけで、必要な初期コードが出来上がります。あとは、実際に必要な処理を記述するだけでWebExtender用のActiveX DLLが完成します。
従来から付属していました、サンプルプログラムをより実用的なものに変更されました。
特にアクセスカウンターと、メール転送プログラムはそのまま、実務でご利用いただける内容にしています。
また、従来メール転送には別途OCXが必要でしたが、OCXに代わるMIMEに対応した SMTP ActiveX DLLがWebExtenderに付属します。
Netscpeファイルアップロードに完全対応しました。アップロードできるファイルサイズに制限はありません。
アップロード用の実用的なサンプルプログラムも付属します。